すき家裏メニュー2000キロカロリー越えキング牛丼についてご紹介

2021年3月10日 修正

ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、大手牛丼チェーン店のすき家には、驚くべき裏メニューがあります。それは常識を超えたサイズのキング牛丼と呼ばれる牛丼です。今回は、そんな常識は外れの牛丼、キング牛丼について、どんな牛丼なのか、その気になるカロリーや糖質などについてご紹介します。

目次

1.裏メニューキング牛丼のカロリーは成人男性の1日摂取カロリーに匹敵

 

 
 
 
 
 
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すき家にはデカ盛り裏メニューとして、メガ盛りの2倍、肉は並盛の6倍とコスパ最強キングサイズが存在します。メニューには非掲載ですが、伝票も印字される間違いなく注文が可能な裏メニューです。

昔、すき家で期間限定で販売されていたらしく、期間が過ぎて販売終了しましたが、裏メニューとして生き残っているようです。

1-1.キング牛丼のカロリーは2326kcalといわれている

 
 
 
 
 
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メガ盛りの2倍、肉は並盛の6倍のサイズですので、カロリーが低いわけがございません。正確なカロリーは公開されていませんが、大体2326kcalくらいであろうといわれています。

1-2.キング牛丼の牛肉は並盛の6倍で大体510g

キング牛丼の肉の量は大体並盛の6倍といわれています。並盛の肉の量はおよそ85g程度といわれていますので、キング牛丼の肉の量は大体510gくらいということになります。焼肉でいうと3~4人前のお肉の量になります。いかにすごい量なのかがわかります。

1-3.キング牛丼のご飯の量は並盛の2.5倍で大体625g

キング牛丼のご飯の量は、並盛の2.5倍といわれています。並盛のご飯の量は、250gです。つまり、ご飯の量は、250g×2.5で625gとなります。家で食べる場合は、茶碗1杯で白米150gくらいですので、4回ほどおかわりしてようやく同じくらいの量になります。

1-4.メガ牛丼2杯でキング牛丼約1杯分!

始めて注文する際は、どうしても食べきれなかったらどうしようなどあるかもしれません。そこで、まずはキング牛丼の半分の量からトライしていてはいかがでしょうか。キング牛丼の量は、メガ牛丼の約2杯分です。そのため、まずはメガ牛丼から試してみてお腹に余裕があれば、その次にキング牛丼を注文してみてもいいかもしれません。ちなみにメガ盛りは牛肉255g、ご飯は360gくらいあります。

1-5.キング牛丼の価格は1140円でコスパがよい

牛丼並盛で350円ですので、キング牛丼の価格は並盛の3.2倍ほどの価格の1140円となります。つまり、キング牛丼が並盛3.2杯分よりも量的に多いようだったら非常にコスパがよいということになります。

下記に比較表を示しております。ご飯の量的には並盛3.2杯注文したほうが少しよいですが、牛肉の量は圧倒的にキング牛丼のほうが量は多くなっていますし、価格的にも20円高いだけですので、コスパ的には非常によいといえます。

 

並盛

並盛3.2杯

キング牛丼

牛肉量

85g

272g

510g

ご飯量

250g

800g

625g

価格

350円

1120円

1140円

1-6.ちなみにキング牛丼の糖質量は約231g

キング牛丼には、約635gの白米が使われています。白米100gあたりの糖質量は約37gですので、キング牛丼には6.25倍の231gの糖質量が含まれていることになります。もちろん、牛丼のたれにも糖質が含まれていますが、お店や担当の人によって注がれる量がことなりますのでここでは省いています。糖質制限中の人は2~3日に分けて食べるほうがよさそうです。

2.キング牛丼の頼み方

キング牛丼は、裏メニューであるため、どのように注文したらよいのか、本当に注文していいのかなど、不安に思うこともあるかもしれませんので、ここではキング牛丼の注文の方法をご紹介します。

2-1.店員さんに「キング牛丼1つ」で注文可能

すき家のキング牛丼は注文方法もとても簡単です。裏メニューだからといって、特別難しいことはありません。「キング牛丼 1つください。」これだけでキング牛丼は注文できます。本当に注文できるのか不安もあ

るかもしれませんが、すき家の店員さんであれば、みなが知っているメニューですので安心して注文してみてください。

2-2.お店によっては断られることも

キングサイズは、レギュラーメニューではないので、もちろん注文できない場合もあります。どうもキングサイズは昔のメニューですので、新しい店舗では器がなく、注文できないことが多いようです。またタッチパネル式で注文するところも注文できないケースが多いようです。

すき家はもともと、集客数にあわせて食材を用意しているので、他のお客さんにもサービスが行き届くよう考えて、キングサイズのメニューを断られる場合もあります。

3.食べきれない場合は持ち帰りも可

キング牛丼を持ち帰ってシェアしたいと思う人も多くいますが、器が無いので、お持ち帰りはできないようです。キング牛丼は、店内での飲食にのみ利用できる裏メニューとなります。しかし、持ち帰りが全くできないわけではないようです。店舗によっては、キング牛丼の持ち帰りを注文したときメガ牛丼の器で2個だったら持ち帰りできますと提案くださる店舗もあります。持ち帰りを考えている方は事前に電話で聞いてみるようにしましょう。案外持ち帰りができるかもしれません。

4.2326kcalは成人男性の1日に必要なカロリー量と同等

キング牛丼のカロリーは、大体2326kcalくらいですが、実はこのカロリーは、成人男性が1日に必要なカロリーになります。いいかえるとキング牛丼1杯食べただけで1日の必要カロリーをほぼ摂取したようなものです。そのため、ほかに時間を空けて何か食べる場合は摂取カロリーオーバーになり太りやすくなるのは間違いないでしょう。そこで、キング牛丼を食べても太りにくくなる方法をご紹介します。

4-1.夜に食べるべきではない。食べるなら朝か昼に食べましょう

体重を気にされている方にとっては、夜に食べてしまうとよくありません。夜に食べてしまうと、夜の体の活動は少なく消費カロリーは極端に減ってしまい、夜に摂取した2326kcal分のカロリーは消費されず、結果太ってしまいますのでおすすめできません。朝や昼に食べる分には、まだ日中活動しますのでカロリーは消費できます。そのため、朝か昼に食べるのがおすすめです。

4-2.水泳やランニングを230分間するだけでなかったことに

朝や昼に食べるほうがいいのは間違いありませんが、仕事など忙しく夜しか食べれないという方も大勢いることかと思います。そこで、キング牛丼を食べて摂取したカロリーを消費するための方法をご紹介します。それは有酸素運動です。効率のよい運動が、ジョギングまたは水泳になります。個人差はありますが、1時間あたり大体500~600Kcalは消費できますので、4時間前後運動を行えばキング牛丼を食べたことをなかったことにできます。ここまで運動出来る時間はないと思いますので、キング牛丼を食べると決意した日は、朝や昼を少しだけにして夜はキング牛丼を食べて歩いて帰るようにしましょう。これだけでも相当カロリーを抑えられるはずです。

5.キングサイズは牛丼だけじゃない、カレーもキングサイズが存在する

すき家においてキングサイズのメニューは、牛丼だけではありません。実は豚丼(販売停止中)やカレーにもキングサイズが存在しています。

5-1.キング豚丼のカロリーは大体2458kcal 税込1140円

 
 
 
 
 
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ご飯が並みの約3倍弱、肉が並みの約6倍の量になります。価格は1140円。カロリーは約2240kcalと言われています。正式名は豚丼キングです。しかし、現状、豚丼自体の取り扱いがなくこの裏メニューも注文はできないと思われます。豚丼が復活するまでは注文も我慢しなければなりません。

5-2.キングカレーのカロリーは大体2580kcal 税込990円

 
 
 
 
 
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カレーのキングサイズがキングカレーはご飯が並盛の3倍、ルーが4倍と言われています。キングカレーの価格は1040円です。キング牛丼のコスパは並盛と比べ非常に良かったですが、キングカレーは並盛と比べてコスパはよいのか計算してみました。カレー並盛のルーの値段を490円-160円(ごはん並盛分)=330円と計算した場合、カレーライス並盛3杯の価格490円×3の1470円+カレールー並盛1皿の値段330円を足すと1800円となります。大体半額になりと考えるとキングカレーもかなりお得なメニューです。

5-3 トッピング全部のせキング牛丼のカロリーは

牛丼にのせられるすき家のトッピングは7種類で、キムチ、ねぎ玉、おろしポン酢、高菜明太マヨ、わさび山かけ、かつおぶしオクラ、とろ~り3種のチーズです。これらのカロリーは、キムチ:28 kcal、ネギ玉:110 kcal、おろしポン酢:21kcal、高菜明太マヨ:103kcal、わさび山かけ:47kcal、かつおぶしオクラ:30kcal、とろ~り3種のチーズ:178kcalです。これらは、メガサイズを参考に算出しました。これらのカロリーをキング牛丼にカロリーに加算すると2843 kcalになります。全部のせにすると、キングカレーやキング豚丼よりも高カロリーな牛丼になります。

 6 有名チェーン店の丼ものカロリー

吉野家 スタミナ超特盛丼 2040Kcal 798円(税抜き)

松屋  牛めし 特杜   1350kcal 550円(税抜き)

かつや カツカレー(松) 1905Kcal 850円(税抜き)

になります。

いかにすき家のキング牛丼のカロリーが高いのかがわかります。やはりカロリーをより沢山摂取したいときは、すき家のキング牛丼を注文するのがよいでしょう。

7 カロリーより糖質を気にしましょう

ダイエット中は、カロリーが気になり中々手が出ないかと思います。ダイエットといえば、カロリーだけでなく糖質も気にしなければなりません。しかし、どちらのほうを気にしたらよいのでしょうか。

7-1 臨床試験で糖質制限が最も効果的と判明

ダイエットに糖質制限とカロリー制限についてどちらが「減量効果」があるのかを比較したイスラエルで行われた「DIRECT」という有名な臨床試験があります。この実験では肥満ぎみの男女322名を、

低脂肪食(カロリー制限あり)

地中海食(カロリー制限あり)

糖質制限食(カロリー制限なし)

のグループに分け、体重や中性脂肪、HDL(善玉)コレステロール、LDL(悪玉)コレステロールの推移を24か月間観察しました。その結果、最も減量効果が高かったのが糖質制限のグループでした。

このことから、糖質を制限したほうが、ダイエット効果が高いと言えます。

https://www.ebm-library.jp/diabetes/trial/detail/51359.html

8 キング牛丼を1日1回食べれば糖質・エネルギー的には事足りる

1日に必要なエネルギーの量は、成人女性の場合は、1400~2000kcal、男性は2200±200kcal程度が目安とされており、糖質の1日摂取目安は約250gです。キング牛丼のカロリーは2326kcal、糖質量は約238gです。このことを考えると、運動しない場合は、キング牛丼を食べるとなるとそれ以上食べることはお勧めできません。しかし、反対に考えるとキング牛丼1杯で、1日に必要な糖質とエネルギーは摂取できていますので、他の食事は食べず、他の栄養素はサプリなどで補えばダイエット中に食べても問題はないとも言えます。

9 ダイエット中に食べる際の注意点

キング牛丼は、そのエネルギーの量やコスパの良さから、お腹が空いたとき・激しい運動をしたときに最適な食べ物といえるでしょう。しかし、ダイエット中であれば、話はかわります。本来は食べないほうがよいのですが、どうしても食べたくなることはあります。そんなときの注意点をご紹介します。

9-1 小分けにして食べる

約1日分のエネルギーを誇るキング牛丼ですが、反対にいえば、1日キング牛丼だけで必要なエネルギーをまかなえるわけです。そのため、1度の食事で食べるのではなく、3回の食事に分けて食べることで、摂取するエネルギーを分散させることができます。それは、1日3回に分けてもよいですし、3日にわけてもいいです。ダイエット中は、1度の食事ではなく3回の食事に分けて食べるようにしましょう。

9-2 食物繊維不足にならないようにする

キング牛丼だけを食べるのもいいかもしれませんが、食物繊維やそのほかビタミンやミネラルが不足しがちになってしまします。そうならないよう、食物繊維やミネラル・ビタミンが豊富な野菜と一緒に食べましょう。そうすることで栄養が偏らないばかりか、糖質や脂質の吸収を食物繊維が防いでくれますので、ダイエット中の強い味方になってくれます。

10 毎日食べると健康に不安がでてくる

牛丼は、おいしくて毎日でも食べたいものですが、キング牛丼を毎日のように食べることはお勧めできません。糖質や脂質が多いためです。これらをたくさん摂りすぎるとやはり健康上不安がでてきます。

10-1 脂質の摂り過ぎで血圧が上がる恐れがある

カロリー過多になると肥満を招き、その結果、脂肪細胞にレプチンというホルモンがたまり、それが血圧を上げます。 脂肪に含まれるコレステロールは、動脈硬化のリスク要因になります。 動脈硬化とは血管(動脈)が硬くなる病気で、これも血圧を高めてしまいます。キング牛丼は、カロリー過多になりやすい食べ物でもあり、コレステロールも上げやすい食べ物になります。そのため、毎日のように食べると、血圧が上がりやすくなってしましますので、週に1回くらいにするようにしましょう。

10-2 糖質の摂り過ぎで血糖が上がる可能性がある

血糖とは、血管の中をながれる糖質のことです。つまり糖質を摂りすぎると、血糖も必然とあがります。キング牛丼は白米が多く入っています。そのため、血糖もあがりやすくなります。このようなこともあるので、やはり週に1回程度に食べるのはとどめるようにしましょう。

11 まとめ

いかがでしたでしょうか。キング牛丼のカロリーは2326kcalくらいで、成人の1日に必要なカロリーに相当するほどの高カロリーメニューです。しかし、コストパフォーマンス的には相当よく、牛丼並盛で350円で、キング牛丼の価格は1140円となります。ご飯の量的には並盛3.2杯注文したほうが少しだけ量は多くなりますが、牛肉の量は圧倒的にキング牛丼のほうが量は多くなっています。また価格的にも牛丼並盛3.2杯よりキング牛丼のほうが20円高いだけですので、非常にコスパがよいです。

なお一回で食べきれない場合はお持ち帰りして小分けにして数日間かけて食べるというのもよいかもしれません。それだけコスパがよいものでした。

おすすめの食べ方としては、やはり朝昼に食べることです。夜に食べる場合は、様々な工夫をして極力カロリーを摂りすぎないようにしたほうが無難ではあります。例えばキング牛丼を食べると決意した日は、朝や昼を少しだけにして夜はキング牛丼を食べて歩いて帰るようにするなどです。

キングサイズのメニューは牛丼だけでなく、豚丼やカレーにもあります。豚丼は現在メニューから外されていますので、実質カレーだけですが、カレーも牛丼に負けず劣らずのメニューです。コスパ的にも非常に優秀です。

キング牛丼を食べきることができたヒトは、キングカレーにも挑戦してみてよいかもしれません。