チョコレートなのに健康的!?高カカオチョコレートをご紹介

最近、健康にいいとして、注目されているチョコレートがあります。それは、高カカオチョコレートといわれるチョコレートです。一般的にチョコレートは、非常に甘いため太ってしまい健康にあまりよいイメージはないかもしれません。しかし、高カカオチョコレートは別です。様々な健康効果がわかり始めています。そこで今回は、そんな高カカオチョコレートについてご紹介しようと思います

目次

1,高カカオチョコレートとは

実は高カカオチョコレートのはっきりとした定義はありません。しかし、一般的にはカカオの含有率が70%以上のチョコレートが、高カカオチョコレートとして分類されることが多いです。一般的なチョコレートのカカオ含有率は3050%程度で、砂糖やミルクなどを配合することで甘さを出しています。一方の高カカオチョコレートは、砂糖やミルクなどの量が少ない分、主原料であるカカオ特有の味わいが強く、甘さがやや控えめな点が大きな特徴です。

2,高カカオチョコレートを食べるメリット

高カカオチョコレートには、カカオポリフェノールと呼ばれるポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれてます。このカカオポリフェノールや食物繊維は、健康面でさまざまな効果が期待できるといわれています。

2-1.コレステロールを正常にしダイエットにも効果を発揮

カカオポリフェノールを摂取することで血液中のコレステロール値が正常値に近付き、基礎代謝アップが期待できるといわれています。この基礎代謝が高まるとエネルギーが消費されやすくなるため、ダイエットの成功に一歩近づくことができます。

2-2. お通じがスムーズになる

カカオポリフェノールには腸内環境を整え、便通改善を促す食物繊維が豊富に含まれています。定期的に適量摂取することで、便秘の改善や予防につながるといわれています。

2-3. 老化対策(美容効果)

人の体は、体内が酸化することで老化が進みます。カカオポリフェノールは活性酸素の働きを抑える抗酸化作用を持ち、肌を若々しく保ったり、血をさらさらにしたりする老化対策の効果もあるといわれています。

2-4. 血糖値改善

高カカオチョコレートには「食物繊維」が豊富に含まれています。この食物繊維が糖質の吸収をおだやかにし、血糖値の急上昇を抑えてくれます。急上昇を抑えることで、血糖値の改善をうながしてくれます。

2-5. 血圧の上昇を抑える

カカオポリフェノールには、血液の壁に炎症が生じると、それをおさえる作用があります。その炎症を抑え軽減されることによって腫れて狭くなった血管が広くなり、血流がよくなります。そうすることで血圧が下がります。そのほカカオポリフェノールには血管をしなやかにする効果もあり、またチョコレート自体には血液をサラサラにする働きもあり、血圧を下げて血管への負担を減らしてくれる効果もあります。。

3. 食べるときの注意点

健康面で、様々な有用性が確かめられていますが、もちろん注意点もあります。やはりチョコレートなので、過剰に食べすぎるのはよくありません。

3-1. 脂質やカロリーが高い

高カカオチョコレートは、脂質とカロリーの含有量がが高いという点がデメリットです。カカオ70%以上の高カカオチョコレート・ダークチョコレートのカロリーは、40g(板チョコ半分程の大きさ)で約220キロカロリーあり、脂質は、16.2gもあります。そのため、普通のチョコレートと違って健康によいと思い沢山食べてしまうと肥満の原因になります。食べる際は、食べる量には注意しましょう。後述しますが、130g程度に抑えるようにしましょう。

3-2. カフェインが多い

高カカオチョコレートは、100gあたり70120mgのカフェインを含んでいます。カフェインの過剰摂取は、中枢神経の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、震え、不眠症、下痢、吐き気などの健康被害をもたらすことがあります。カフェインの摂取目安量ですが、厚生労働省によると健康な成人は最大400 mg/(コーヒーをマグカップ(237 ml入り)で約3杯)までとし、またカフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mg/(マグカップで約2杯)までとするとされています。カフェインはお茶、紅茶にも多く含まれているので、特に妊婦や授乳中の方は過剰摂取に気を付けなくてはなりません。

4. 食べるタイミングや食べ方についてご紹介します

ここめで、健康効果や注意点をご紹介してきましたが、では、どんな時に、どのように、どれくらい食べればよいのか。それをこの章ではご紹介します。

4-1. 1日30gを目安に食べましょう

厚生労働省・農林水産省の「食事バランスガイド」によると、菓子・嗜好飲料の目安量は1200kcal程度とされています。そのため、間食の適切量として1日あたり30gを超えないようにすることが望ましいです。

4-2. 小分けにして食べるのがお勧め

高カカオチョコレートの代表的な成分で、さまざまな健康効果が期待できるカカオポリフェノールですが、ポリフェノールの効果は34時間で切れてしまいます。このため、小分けにして食べることで、効果がある時間を長くできるのです。

4-3. おすすめの食べるタイミング

おすすめの高カカオチョコレートを食べるタイミングをご紹介します。小分けにして、以下の4つのシチュエーションで試してみてください。

・すっきりしたい朝の目覚めに

高カカオチョコレートには少量のカフェインも含まれているため、朝に摂取することですっきり目覚めることができます。

・仕事の合間

チョコレートの苦味成分でもあるテオブロミンは脳を刺激し、認知機能を高める効果があるともいわれています。集中力がなくなってきたときにもおすすめです。

・3時のおやつ

高カカオチョコレートはミルクチョコレートやホワイトチョコレートよりも砂糖の量が少ない分糖質も控えめ。糖質が気になる方のおやつとしても適しています。

・1日の終わりに

高カカオチョコレートに含まれるテオブロミンには自律神経を整える作用があるため、一日の終わりのリラックスしたい時間に食べると心を落ち着かせてくれる効果があります。

5. 高カカオチョコレートの選び方

高カカオチョコレートといっても、その種類は様々です。カカオ70%のものもあれば、90%のものもあります。どの高カカオチョコレートを選べばいいのかわからなくなるときがあります。選ぶ際に迷わないよう、ここでは選ぶ時のポイントをご紹介します。

5-1. カカオの含有率で選ぶ

高カカオチョコレートは大きく分けるとカカオ含有量「6070%」「80%~90%」「90%以上」の三種類に分かれます。その中で、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

5-1-1 苦いのが苦手な人はカカオ含有量「6070%」を選びましょう

苦みのあるチョコレートを食べ慣れていない方や、甘いチョコレートを食べたい方はカカオ含有量6070%程度のハイカカオチョコレートが食べやすいでしょう。ハイカカオチョコレートとは一般的にカカオ含有量70%以上のものを指しますが、70%までは甘みを感じられるので、コーヒーブレイクやちょっとしたリフレッシュ時に食べるのがよいでしょう。

5-1-2 より効果を実感したい人はカカオ含有量「80%~90%」を

疲れた時の脳のリフレッシュや、甘いチョコレートは飽きてきたという方なら楽しめるでしょう。80%を超えると甘みはほとんどなくなるので、かなり上級者向けといえます。ただ、カカオの含有量が高いので、その分しっかりと効果を感じやすくなります。

5-1-3 甘いのがとにかく苦手な人はカカオ含有量「90%以上」を

カカオ含有量90%以上のハイカカオチョコレートは、甘みはありません。甘いチョコレートがとにかく苦手という方や、お菓子作り、料理の隠し味としてチョコレートを使用したい方に向いています。

5-2. カカオの産地で選ぶ

カカオの主な産地は、アフリカ大陸・北アメリカ大陸・南アメリカ大陸・東南アジアなどです。日本で使用されているカカオ豆の多くはガーナ産。ガーナ産カカオは、ナッツの甘味や軽いスパイスの香りが特徴です。エクアドル産は、ジャスミンのような香りと軽い渋みのある味わいが魅力。ベトナム産は、爽やかな酸味が青リンゴやいちごを彷彿とさせます。マダガスカルの特徴は、柑橘類や赤いベリーのような酸味と甘味。ベネズエラ産は、ペースト状のナッツのようなまろやかさと上品な花の香りが楽しめます。またメーカーによっては香料で食べやすく加工されているものもあるので、いくつかの高カカオチョコレートを試してみて自分好みの味を見つけましょう。

5-3. 添加物の割合が低いものを選びましょう

高カカオチョコレートを購入するうえで、健康を意識して選ぶ方も多いかと思います。高カカオチョコレートには、砂糖などの糖類が含まれていないものもあり糖質が気になる方でも食べやすくなっています。その他、使用されている添加物として多いものは植物性油脂や乳化剤です。価格が低いものは添加物の割合が多いこともあるので、成分表示をよく確認して、その割合が低いものを購入するようにしましょう。

6. おすすめの高カカオチョコレート5選

高カカオチョコレートといっても様々あり、種類も豊富です。そこで、代表的なおすすめの高カカオチョコレートをご紹介します。購入時参考になればと思います。

①明治(meiji) チョコレート効果 カカオ72%

華やかな香りと上品な苦味が感じられる、カカオ72%の高カカオチョコレートです。15.0g28kcal127mgのカカオポリフェノールが含まれています。

②明治(meiji) ザ・チョコレートブラジルカカオ70

ブラジル産のカカオを使用したカカオ70%の高カカオチョコレートです。フルーティな香りと爽やかさ、すっきりとした酸味が感じられます。1箱に3枚入りで、116.7gあたり98kcalです。香料は不使用なので、産地ごとのカカオの個性がより楽しめます。

③森永製菓 カレ・ド・ショコラ カカオ88

雑味がなくすっきりとした味わいの、カカオ88%の高カカオチョコレートです。四角形のチョコレートは、香り・口どけ・味わいを楽しむために設計された形。側面の傾斜により、口当たりのよさを感じやすいのもポイントです。

④リンツ(Lindt) リンドール 70%カカオ

カカオ70%の高カカオチョコレートです。外側のチョコレートのシェルを破ると、内側の口どけなめらかなソフトなチョコレートフィリングが溶け出します。

⑤ショコドーネ カカオ70%毎日チョコレート

大容量タイプのカカオ70%の高カカオチョコレートです。チョコレートソムリエが監修し、独自製法でカカオの苦味・渋み・えぐ味・酸味を可能な限り取り除いた濃厚な味わいの商品。15.4g32kcal、カカオポリフェノール96mgが含まれています。

7. まとめ

いかがでしたでしょうか、高カカオチョコレートの定義はありませんが、一般的にはカカオ70%以上のチョコレートのことを指します。また高カカオチョコレートには、カカオポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれているため、様々な健康効果を期待できます。ただ、脂質やカロリーは高めです。1日30gまでに抑えるようにしましょう。またこの30gですが、小分けにして、生活のなかでこまごま食べるようにするのがおすすめです。今後、高カカオチョコレートを購入した際にはぜひ参考にしてみてください。