疲労は飲み物で回復できる!コンビニで買えるおススメ5選!

仕事や普段の生活の中で疲れが溜まっていませんか。今日の疲労は明日の不調。毎日を健康に過ごすにはその日の疲労はその日のうちにしっかり回復させる必要があります。しかし、毎日ゆっくり休息できる時間なんてない。今回はそんな方の為の記事となっております。忙しいからこそコンビニで手軽に買える疲労を回復するおススメの飲み物をご紹介します。

1. コンビニで買える疲労回復におススメ飲み物5選

まずは、コンビニやスーパーで手軽に買える飲み物を選びました。一言で疲労といってもその原因はさまざまです。見当違いの疲労回復ドリンクでは効果も弱くなります。今回は疲れ別に選んで頂きたい飲み物を分けてみました。また避けてほしい飲み方も記載しておりますので確認してみてください。

1-1. 運動後などの疲労の時にオススメの飲み物

肉体的疲労とは、体そのものに蓄積する疲労のことです。

スポーツや筋肉トレーニングなどで激しい運動をしたあとに感じる筋肉疲労のほか、デスクワークや車の長時間運転などで座り続けたときに生じる肩こりや腰痛などもこれに当てはまります。

血行の悪さや栄養バランスの乱れなどが原因で、疲労物質が蓄積すると筋肉に張りを感じるようになります。

なお運動量が少ないにも関わらず肉体的疲労を慢性的に感じる場合は、過度な食事制限や食欲の低下などによって摂取するエネルギーが不足している可能性もあります。そこで、栄養バランスを整え不足した栄養素を補うことができる飲み物をご紹介いたします。

1-1-1. 豆乳

まず筋肉疲労には豆乳がおススメです。豆乳には大豆ペプチドが豊富に含まれます。この大豆ペプチドは脂質代謝を向上させ、脂質から変換されたエネルギーが筋肉の疲労回復を早くするという効果があります。 また、運動直後に大豆ペプチドを摂取することは、血液中の成長ホルモン濃度を上昇させます。これは筋肉を作るという働きを高めます。つまり、豆乳には筋肉の疲労回復と筋肉を作るというダブルの効果があるのです。ぜひ、スポーツの後に試してみてください。

注意点として、豆乳は摂り過ぎるとホルモンバランスが崩れやすくなる可能性があります。一日コップ1杯(200㎖)ぐらいを目安に飲みましょう。

1-1-2. 甘酒

冬の飲み物というイメージが強い甘酒ですが、夏バテ防止ドリンクとしても知られています。一般的に甘酒には、ブドウ糖やアミノ酸をはじめ、種類豊富なビタミン類がバランスよく含まれています。すばやく体のエネルギー源になることから「飲む点滴」と言われるほどです。疲労回復という面ではビタミンB類が豊富なところもポイントです。ビタミンB類にはエネルギー代謝を高める働きがあり、疲れて減ったエネルギーを補ってくれます。甘酒はぐったりとした疲労時におススメです。注意点として、ブドウ糖はすばやくエネルギーになる反面、とり過ぎると血糖値を急激に上げてしまいます。

血糖値の急上昇は体脂肪をため込む原因にもなります。糖を気にされている方やダイエット中の方は飲みすぎに注意しましょう。

1-1-3. 黒酢

黒酢には、私たちの体には欠かせないアミノ酸が豊富に含まれています。ちなみに黒酢のアミノ酸量は一般的な米酢の約4.5倍と言われるほど豊富に含まれています。黒酢のアミノ酸には赤血球を柔軟にし、スムーズに流れるようにしてくれます。つまり、黒酢は血行改善に有効な飲み物です。この点ではデスクワークで凝り固まった疲れの回復に効果的です。また黒酢の酸っぱさのもととなる、クエン酸や酢酸は疲れた体にぴったりの働きをしてくれます。このクエン酸は疲労物質である乳酸を体内で分解して代謝を促進してくれる働きを持っています。この点では乳酸のたまる激しい運動の後にもおすすめな飲み物です。

注意点として胃や腸が炎症を起こしやすくなる 胃腸の弱い方も酢の摂り過ぎには注意が必要です。

1-2. ストレスからの疲労を感じた時にオススメの飲み物

精神的疲労は、ストレスや悩み事による心の疲れです。人の体は強いストレスがかかると、自律神経が乱れやすくなります。自律神経は、精神の安定や睡眠などにもかかわっており、乱れると疲れがたまりやすくなってしまうのです。精神的疲労の原因であるストレスには、抗ストレスホルモンの分泌を促す栄養素を摂ることが効果的と考えられます。

1-2-1. アセロラ

精神的疲労回復にはビタミンCの多いアセロラドリンクがおススメです。ビタミンCと言えばレモンですよね。実はアセロラのビタミンCはレモンの約17倍含まれています。またビタミンCには疲労を引き起こすと言われている活性酸素を抑える働きがあります。

注意点としてはアセロラドリンクには糖質とカロリーも多く含まれているため飲み過ぎには注意しましょう。

1-2-2. コーヒー

1-2の最初にも書きましたが、精神的疲労は、ストレスや悩み事による心の疲れです。肉体的には疲れた状態ではないので、疲労感を小さくすれば改善します。疲労を感じにくくするのにおススメなのはコーヒーです。コーヒーにはカフェインが多く含まれています。カフェインは脳を活性化させる働きがあるため脳や身体を興奮状態にして一時的に疲労感を遠ざけることができます。

注意点としてコーヒーには胃酸の分泌を促す作用があるため胃が弱っている時に飲むとさらに胃に負担をかけてしまいます。その為胃が弱っている時にはコーヒーを飲む事を避けていただければと思います。

2. ドラッグストアで買えるおススメの疲労回復できる栄養ドリンク3

酷い疲れや風邪症状などからくる怠さにはドラッグストアなどで買える栄養ドリンクがおススメです。医薬品もございますので薬剤師や登録販売者の管理の下購入ができます。用法容量を必ず守ってください。

2-1. 武田製薬 アリナミンV 50ml 【指定医薬部外品】

 

仕事や運動などで脳や体の活動量が増えると、糖質や脂質、タンパク質といったエネルギーが不足するため、それらを補わなくてはいけません。酷い肉体疲労時の栄養ドリンクの選び方は ビタミンB1やアミノ酸配合の栄養ドリンクを選びましょう。ビタミンB1には糖質を効率よくエネルギーに変換する働きがあるため、活動性がうまれ、疲労物質も溜まりにくくなります。

フルスルチアミンというビタミンB1の誘導体が入っています。天然のビタミンB1よりも体内により吸収されやすいため疲労物質も溜まりにくくなります。

武田製薬 アリナミンV 50ml 【指定医薬部外品】

<成分量>

フルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体)            5mg

リボフラビン(ビタミンB2                    2mg

ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)​                    10mg

ニコチン酸アミド                             25mg

L-アスパラギン酸ナトリウム水和物                     125mg

無水カフェイン                        50mg

2-2. ユンケル黄帝液DCF30mL×3本) 【第2類医薬品】

風邪をひくと、ビタミン(ビタミンB群・C)の不足や抵抗力が低下して、発熱・せき・鼻水など様々な症状が起こります。風邪の回復には休養・睡眠・栄養の3つが主に必要ですが、食欲不振に陥る場合も多いので、ドリンク剤による栄養補給が効果的です。風邪気味など身体が弱っている時はタウリン、リバオール、生薬など配合の栄養ドリンクがおススメです。ジオウ、ニンジンなどの生薬は風邪などの病気に対する抵抗力を高めてくれます

ユンケル黄帝液DCF30mL×3本) 【第2類医薬品】

<成分量>

反鼻チンキ               100mg

シベットチンキ             250mg

ニンジン流エキス            600mg

西洋サンザシ乾燥エキス         30mg

ジオウ乾燥エキス            120mg

ローヤルゼリー             100mg

ビタミンB1硝酸塩            10mg

ビタミンB2リン酸エステル        5mg

ビタミンB6               10mg

ビタミンE酢酸エステル              10mg

ニコチン酸アミド             25mg

パンテノール               10mg

コンドロイチン硫酸エステルナトリウム    120mg

2-3. 二日酔いの時には 廣貫堂 ライトップ2000

少し特殊な場合ですが、二日酔いの疲労を何とかしたい。そんな時は廣貫堂 ライトップ2000です。お酒をたくさん飲んだ次の日の頭痛や吐き気、倦怠感は、肝臓でアルコールを分解する際に発生にするアセトアルデヒドが処理できないことが原因で起こると言われています。肝臓の処理機能をサポートするタウリンや、アルコールによって消費するビタミンB類が入っているものが良いでしょう。

廣貫堂 ライトップ2000

<成分量>

チアミン硝化物(B1)               10mg

リボフラビンリン酸エステルナトリウム(B2)      5mg

ピリドキシン塩酸塩 (B6)            6mg

ニコチン酸アミド                  25mg

無水カフェイン                  50mg

タウリン                        2000mg

3. 毎日飲んでもいい!ただし用法容量に気を付けること

栄養ドリンクは、決められた用法・用量を守って飲む範囲では毎日飲んでも大丈夫です。栄養ドリンクは、用法・用量を守っていれば、疲労回復や風邪予防などの効果が期待できます。

しかし、過剰摂取することで健康への悪影響も懸念されます。特にカフェインの過剰摂取には注意しましょう。「元気が出る」「眠気がなくなる」といった効果が期待できるのは、カフェインが入っているからです。カフェインには鎮痛作用があるため、一時的に疲れを感じなくなり、眠気を取ることができます。

しかしカフェインの過剰摂取を続けていると中枢神経が過剰に刺激され心拍数が上がり、興奮状態が続き、不眠からくる不安や倦怠感もあらわれます。このような症状があらわれた時は、栄養ドリンクを飲むのをやめ体調が戻るまで様子を見ましょう。

6. まとめ

いかがでしたか?運動や長時間運転、同じ姿勢を続けることによって疲れた時に感じる肉体的疲労とストレスや悩みを感じた時に感じる精神的疲労があります。肉体的疲労には豆乳、甘酒、黒酢を飲むといいでしょう。精神的疲労には、アセロラやコーヒーといった飲み物を飲むといいでしょう。どの飲み物もコンビニで購入することができます。疲労を感じた時に参考にしてみてください。また疲れの度合いによってはドラッグストアでの栄養ドリンクをお勧めいたします。この記事が皆様の健康にお役立ちできることを願っております。