食後血糖値対策に役立つ「アカポリ糖ケア」の効果とは?

食後血糖値対策に役立つ機能性表示食品である「アカポリ糖ケア」。広告などで目にしただけでは、その効果についてまだよくわからないかもしれません。 そこで、今回は「アカポリ糖ケアにはどんな効果があるの?」「アカポリ糖ケアは実際に効果があるの?」といった疑問にお答えしていきます。

1.アカポリ糖ケアは「食後血糖値の上昇を穏やかにする

血糖値グラフ

アカポリ糖ケアはパッケージにも記載があるように、「糖の吸収を穏やかにする」そして「食後血糖値の上昇を穏やかにする」といった機能を持っています。まずはその作用についてお伝えしていきます。

1-1.酵素の働きを抑制し、糖の吸収を抑える

アカポリ糖ケアは、いくつものヒト臨床試験を行っています。通常、食事をとると血糖値が上昇します。その理由は、食事に含まれる炭水化物が体の中で糖に分解されて、血中へと吸収されるからです。炭水化物が分解される時、体内の様々な「酵素」が働き、体内に吸収される糖へと変化します。もし、酵素が働かなければ炭水化物は分解されず、糖は体内に吸収されません。

アカポリ糖ケアには主に2つの酵素を抑える作用があります。1つ目は唾液などに含まれる「α-アミラーゼ」、2つ目は小腸などで分泌される「α-グルコシターゼ」です。

ご飯などの炭水化物を摂取した場合、まずは糖の一種であるでんぷんが分解され、最終的にブドウ糖(グルコース)となり吸収されますが、このでんぷんを分解する役割を持つのが「α-アミラーゼ」と「α-グルコシターゼ」です。アカポリ糖ケアはこれらの酵素の働きを悪くすることで炭水化物が分解されにくくなります。その結果、糖の吸収が抑えられ、食後血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。

1-2.糖の吸収を16.5%のカット

食後血糖値グラフ

具体的にどの程度の吸収が抑えられたのか、という点についてヒト臨床試験で確認しました。アカポリ糖ケアを1日の目安量である6粒摂取後、米飯200gを食べたたグループと、プラセボ錠(効果のない疑似薬)をお案軸6粒摂取後、米飯200gを食べたグループで比較したところ、食後60分までで16.5%の糖の吸収が抑えられたことがわかり、統計学的にも有意な差がついたことがわかりました。

つまり大盛ごはん1杯程度(200g)で言えば、糖質量は73gなので、その16.5%、約12gの糖の吸収量が抑えられたことになります。

1-3.食後60分で上昇した血糖値の変化量の差は約20mg/dl

糖の吸収率と合わせて、食後血糖値の変化についてもヒト臨床試験で確認しました。「アカポリ糖ケアを飲んだ人たち」と「プラセボ錠(効果のない疑似薬)を飲んだ人たち」に分けて、米飯200gを食べた後の血糖値の上昇による変化量の差を比較しました。

その結果、「プラセボ錠(効果のない疑似薬)を飲んだ人たち」に比べて「アカポリ糖ケアを飲んだ人たち」の食後60分における血糖値の上昇による変化量が、約20mg/dl低いという事が明らかとなりました。

2.効果を発見、証明するまでの取り組み

アカポリ糖ケアは「糖の吸収を抑える」「食後血糖値の上昇を穏やかにする」という機能性表示食品を販売するまでに20年以上の期間をかけ、安心して飲んでもらえるよう、様々な取り組みを行っています。

この長年の取り組みでアカポリ糖ケアの機能の主要成分となる「アカシア樹皮由来プロアントシアニジン」の定量や定性と言った分析特定、さらにはそれらがどのような効果を持つのかなどを少しずつ明らかにしていきました。

2-1.アカシア樹皮に着目

アカポリ糖ケアに含まれる「アカシア樹皮由来プロアントシアニジン」は、でんぷんをさらに小さく分解して糖にしようとする建材メーカーの研究の中で「アカシア樹皮由来プロアントシアニジン」が着目され、研究が始まりました。植林地での樹の皮を再利用できないかと考えて研究を始めったのがきっかけです。

中でもアカシア樹皮の可能性に着目したのが、オーストラリアのモナッシュ大学の矢崎博士でした。研究当初より当社は矢崎博士と共同研究を行っており、「アカシア樹皮由来プロアントシアニジン」の効果の高さに注目し、今でも共同研究を行っています。

2-2.アカシア樹皮由来プロアントシアニジンの機能

ポリフェノールの一種であるアカシア樹皮由来プロアントシアニジンも、体によい影響をもたらすかもしれないと考え、安全性試験を行いました。さらに、「アカシア樹皮由来プロアントシアニジン」が生き物の体にどのように作用するのか、どのような影響を与えているのかを調べるため、酵素試験やマウスを用いたて試験を行いました。その中でα-アミラーゼやα-グルコシターゼといった消化酵素の働きを抑える事が明らかになったのです。

2-3.成分の特定

初めからアカシア樹皮プロアントシアニジンが血糖値に対する効果をもたらす、と分かっていたわけではありません。大学の協力を得ながら細かく分画(成分を分けること)を行った結果、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンが関与成分であることを特定することができたのです。

2-4.質の高い「二重盲検クロスオーバー試験」でヒト臨床試験

酵素試験やマウスを用いた研究で明らかとなった成果をうけて成分や効果は、「ヒト」が実際に飲んでも効果があるのかどうかを確かめるためにヒト臨床試験を行いました。ヒト臨床試験では質が高いとされる、二重盲検クロスオーバー法を採用しました。

二重盲検クロスオーバー法とは難しい言葉ですが、「二重盲検」とは試験監督者も被験者も試験者にも被験者にもこれから飲む錠剤のどちらが機能のある「試験食品」で、どちらが「プラセボ」(薬効の無い乳糖やでんぷんなどで作った錠剤やカプセル剤)であるか、わからないようにして試験をすることです。予めこちらが効きそうだ、というような気持ちを排除することが目的です。「クロスオーバー試験」とは一度試験を行った後、時間をおいて、同じ被験者で試験食品とプラセボ品を逆にして同様の試験を繰り返します。 これにより同じ人での効果を確認できるというメリットがあります

3.効果を表示するまでの取り組み

実はこのように試験を行ってよい結果を得たとしても、健康食品は薬とは異なり、法律上、効果効能を明確に表示することができない食品になります。

しかしながら、食品の中には、トクホ、栄養機能食品、機能性表示食品という3つのカテゴリーに属すことで、機能を表示することができるのです。アカポリ糖ケアは「機能性表示食品」として届け出しています。

3-1.機能性表示食品の取得

アカポリ糖ケアは2018年に消費者庁へ「機能性表示食品」の届出を行いました。これにより機能性効果効能の表示が可能になり、アカポリ糖ケアも「糖の吸収を抑える」「食後血糖値の上昇を穏やかにする」と表示することができるようになりました。

3-2.合理性のある臨床試験データが求められる

また、この制度の届け出は消費者庁のガイドラインに沿う必要があり、十分な試験を行っている必要があります。例えば、ヒト臨床試験の結果も、査読付き論文に届出をして受理されている必要がありますデータの提出が求められます。

もちろんヒト臨床試験データに不備や矛盾があれば機能性表示食品として届出することはできません。アカポリ糖ケアの臨床データにおいては消費者庁に届出を行い、機能性表示食品として登録されました。

4.正しく効果を得るために

正しく効果を得るために、正しい飲み方をしなくてはいけません。次の飲み方を試してみましょう。

4-1.毎日6粒を飲む

アカポリ正しく効果を得るためのポイントは臨床試験で行った試験と同じく、毎日6粒でアカポリ糖ケアを飲みましょう。効果には個人差がありますが、試験と同じように食前に毎日6粒を継続して飲むことで、より臨床結果の効果に近づきやすくなります。

4-2.食前に飲む

「糖の吸収が穏やかになる」という臨床試験は食前に摂ることで結果を示しています。そのため、ごはんを食べる直前~5分前にアカポリ糖ケアを飲むようにしましょう。ヒト臨床試験に従って、1度一度に6粒飲みましょう。

4-3.継続して飲む

健康食品は薬とは異なります。そのため、大事な事は「継続して毎日飲む」が重要です。

5.まとめ

アカポリ糖ケアには「糖の吸収を抑える」「食後血糖値の上昇を穏やかにする」、という2つの機能性についてご紹介しました。これらの機能性は製品自体を用いた確かなヒト臨床結果があるからこそ、自信を持ってオススメしています。

ですが、一番大切な事は普段の生活から体を気にかけていくことです。やはり医薬品と薬は異なり、必ず効果があるというものではありません。また、あくまで食品ですので、食事の量に気を付け、適度な運動も併せて心がけていきましょう。