内臓脂肪が蓄積して肥満になった場合、血糖値の急上昇を促進して、高血糖から糖尿病につながる可能性があります。
肥満や糖尿病の予防を意識するためには、毎日購入する飲み物で内臓脂肪を減らせるように工夫しましょう。
この記事では、糖尿病予防にもつながる内臓脂肪を減らす飲み物について、コンビニで購入できる商品を中心にまとめました。
この記事でわかること
- 肥満はインスリンの抵抗性を高めて血糖値を下げる効果が薄まる
- 血糖値の急上昇は糖質を中性脂肪に変化させるため、無糖や低糖質の商品を選ぶ
- お茶やコーヒーに含まれるポリフェノールは中性脂肪を減少させる効果がある
- 特定保健用食品や機能性表示食品は中性脂肪に効果的な商品を選ぶ目安になる
内臓脂肪や血糖値の高さが気になる人は、飲み物の選び方の参考にしてください。
内臓脂肪はインスリン抵抗性を高めて糖尿病のリスクを増大させる
内臓脂肪は脂質の過剰摂取や運動不足から蓄積して肥満になる可能性があり、肥満はインスリンの抵抗性を高めます。
インスリンの抵抗性が高い状態で糖質を摂取すると、血糖値を下げる効果が薄まり、正常な値まで下げきれません。
糖尿病の予防をするうえでは、血糖値を直接的に上昇させる糖質に加えて、脂質の摂取制限や内臓脂肪を減らす商品を取り入れると良いでしょう。
毎日飲んでいる飲み物は、栄養素や主成分を変えるだけでも、内臓脂肪を減らせる可能性があります。
内臓脂肪を減らす飲み物は糖質やポリフェノールの含有量を参照する

内臓脂肪を減らす飲み物を選ぶ際は、以下の内容を意識してみましょう。
| 商品例 | 内容 |
|---|---|
| 無糖や低糖質の飲み物 | 飲み物から糖質による血糖値の急上昇を起こさせない |
| ポリフェノール類の多い飲み物 | 内臓脂肪に効果的な成分が多い |
| 特定保健用食品や機能性表示食品 | 国の審査や科学的根拠を元にして、内臓脂肪に対して効果がある |
コンビニで販売されているお茶に限って見た場合でも、商品としては複数の種類が販売されています。
数ある商品のなかでより内臓脂肪が減少するものを選びたい場合は、栄養成分表示や機能性に関する記載を参照してください。
類似する飲み物のなかでも無糖や低糖質の商品で血糖値を急上昇させない
糖質は清涼飲料水などの飲み物にも多数含まれている場合があるため、基本的には無糖や低糖質の商品を選んでください。
飲み物に含まれる糖質は液状化して、固形のときよりも体内での消化吸収が早まり、血糖値を急上昇させます。
血糖値の急上昇に対応するためにインスリンが過剰分泌すると、余った糖分を中性脂肪に変化させて、脂肪の蓄積につながります。
高血糖からの糖尿病リスクを抑える点でも、糖質が多い飲み物は購入を控えたほうが良いでしょう。
お茶やコーヒーのポリフェノール類は内臓脂肪の燃焼や抑制の効果がある

ポリフェノールはお茶やコーヒーに含まれる成分であり、内臓脂肪の燃焼や抑制できるものが複数存在しています。
緑茶の場合は緑茶カテキン、コーヒーの場合はクロロゲン酸など、飲み物の種類によってポリフェノールの種類は異なります。
ポリフェノール類の含有量は栄養成分表示のように記載されない場合もあるため、コンビニの店頭ではなく、公式サイト等の情報を確認しましょう。
一方で、ポリフェノール類が多い飲み物でも、商品によっては渋みや苦みを消すために砂糖を入れている場合があります。
お茶やコーヒーの商品を選ぶ際も、栄養成分表示で糖質の量を見て、無糖や低糖質のものを選んでください。
特定保健用食品や機能性表示食品で内臓脂肪に効果があるものを選ぶ
特定保健用食品や機能性表示食品として販売されている飲み物のなかには、内臓脂肪の燃焼や減少などの効果を持つ場合があります。
商品としての違いは、以下のとおりです。
| 特定保健用食品 | 商品の有効性や安全性について国の審査を受けて、許可を得て販売した商品 |
|---|---|
| 機能性表示食品 | 国の定める基準に基づき、事業者が商品の効果に対する科学的根拠などの必要な項目を示して、機能性を表示したもの |
機能性表示食品のほうは国の審査は行われていませんが、科学的根拠などの具体的な実証例を元に機能を示しています。
そのため、内臓脂肪に効果があると記載されている場合は、どちらの商品も信用度が高いと考えて良いでしょう。
コンビニで購入できる内臓脂肪を減らす飲み物の一覧

コンビニで購入できる飲み物のなかでも、内臓脂肪を減らす効果が期待できるのは、以下のとおりです。
| 飲み物 | 内容 |
|---|---|
| 飲料水 | 余計な栄養素が入っていないため、内臓脂肪への影響が少ない |
| 緑茶 | ガレート型カテキンを多く含んでいる |
| 烏龍茶 | 通常のカテキンに加えて、重合カテキンが内臓脂肪に効果がある |
| 無糖の紅茶 | 渋みの強い紅茶にカテキンが多い |
| ブラックコーヒー | ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が血中の中性脂肪の上昇を緩やかにする |
上記の飲み物は比較的どのコンビニでも取り扱いがあり、内臓脂肪以外でも健康的な効果を発揮する商品もあります。
類似する商品が複数ある場合は、よりポリフェノール類が多い商品や特定保健用食品を基準に選んでみましょう。
味や毎日飲むのが苦手でない限りは飲料水が安定した選択肢になる
水は糖質や脂質のようなエネルギーに変換できる主要な栄養素を含んでおらず、余計な栄養素で内臓脂肪を溜めない点で選択肢になる飲み物です。
コンビニでもほぼ確実に販売されており、商品によってはミネラル成分が豊富に含まれていて、ミネラル不足を補えます。
ただし、無色の水でも果実の味があるフレーバーウォーターは、砂糖や果糖を含む商品があります。
清涼飲料水に比べると低糖質ですが、食事で摂取する糖質の量によっては、フレーバーウォーターの糖質量も意識しなければいけません。
味や大量に飲むのが苦手でない限りは、毎日飲む飲料水はフレーバーウォーターではない商品を選んでください。
緑茶のガレート型カテキンは体脂肪の燃焼や脂肪の吸収抑制効果がある
緑茶には渋みの主成分であるガレート型と呼ばれるカテキンが多く、体脂肪の燃焼や脂肪の吸収を抑える効果があります。
消化酵素のリパーゼは、食事で摂取した脂質を消化するために吸収しますが、過剰に働くと内臓脂肪の蓄積につながります。
ガレート型カテキンは、リパーゼの働きを阻害するため、内臓脂肪の蓄積がそれほど心配の無い成分です。
脂質を摂取した際に血液中で増加する悪玉コレステロールも、過剰に増えた場合は身体全体に脂質を運んで、中性脂肪を生じさせます。
ガレート型カテキンはコレステロールを減らす効果もあるため、リパーゼの阻害と併せて脂肪の吸収を抑えられます。
烏龍茶のカテキンは独自の変化でほかのお茶よりも内臓脂肪に効く成分が多い

烏龍茶はお茶に多く含まれるカテキンに加えて、加工の過程で生まれた重合カテキンから内臓脂肪を減らす効果をより発揮します。
重合カテキンは重合ポリフェノールや烏龍茶ポリフェノールと呼ばれる場合もあり、通常のカテキンと比較した場合、以下のような違いがあります。
| 烏龍茶に含まれるポリフェノール | 効果の違い |
|---|---|
| カテキン | 重合カテキンよりも肝臓における脂肪酸の燃焼を促進する効果が強い |
| 重合カテキン | カテキンよりも摂取した脂肪の消化や吸収を妨げる効果が強い |
結果的には2つのカテキンにより、脂肪燃焼と脂肪の吸収阻害の両方の健康効果がほかのお茶以上に得られる飲み物です。
無糖の紅茶から紅茶ポリフェノールを摂取するとカテキンの効果が得られる
紅茶にも紅茶ポリフェノールとして、カテキンが含まれており、脂肪燃焼と脂肪の吸収阻害が得られます。
種類によってカテキンを含めたポリフェノール類の全体の含有量が異なるため、商品ごとにサイト等の情報を確認しましょう。
紅茶商品全体で見た場合、インドのアッサム種はカテキンの量が多い傾向があります。
ただし、紅茶は砂糖や果糖入りの商品が多く販売されているため、コンビニで購入する際は無糖の商品を選んでください。
無糖のミルクティーやレモンティーでも、紅茶の成分が少ないと、緑茶や烏龍茶よりカテキンを摂取できない可能性があります。
渋みは強めに出ますが、ストレートティーは余計な成分を含めずに紅茶ポリフェノールを摂取できます。
ブラックコーヒーのクロロゲン酸は内臓脂肪と血糖値の両方に効果がある
コーヒーにも苦みや渋み成分になるポリフェノールが多く含まれており、なかでもクロロゲン酸はさまざまな健康効果を得られます。
内臓脂肪の減少については、クロロゲン酸に脂肪の分解と吸収を抑制する作用があり、食後の中性脂肪の上昇を防ぎます。
クロロゲン酸には血糖値の上昇を抑制する効果もあり、糖尿病の予防としても有効な飲み物です。
コーヒーも紅茶と同様に砂糖入りの商品が多いため、内臓脂肪を減らす点ではブラックコーヒーを購入しましょう。
ただし、コーヒーはカフェインが含まれており、過剰摂取した場合は睡眠障害や心拍数増加などの体調不良が現れる可能性があります。
1日のカフェイン摂取量の目安は400mgといわれており、カップに入ったコーヒーの場合は約3杯分に該当します。
コーヒーカップ1杯は約150mlであるため、コンビニで購入する際は450ml以内で選んで、足りない分は水やお茶で補ってください。
内臓脂肪を減らす飲み物をコンビニで購入して肥満や糖尿病を防ぐ

毎日購入する飲み物でも砂糖や果糖が入っている場合は、血糖値を急上昇させて、糖尿病につながる可能性があります。
血糖値の急上昇は内臓脂肪を蓄積させて肥満の原因にもなるため、飲み物の選び方から改善してみましょう。
余計な栄養素が入っていない水、効率的なエネルギーサイクルをサポートするポリフェノール、それが多く含まれるお茶やコーヒーが購入する商品の候補です。
内臓脂肪を減らす効果がある飲み物のなかで商品選びに迷う場合は、特定保健用食品や機能性表示食品が信頼性の高い商品として目安にできます。
紅茶やコーヒーの場合は砂糖が含まれる商品もあるため、無糖や低糖質の商品を選んでください。
