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どういったお悩みで始められたのですか?
「自分で魚を釣って料理もする食道楽で、お酒は飲まずに大福をパクつくという、大の甘党でした。そんな食生活のツケでいつしか体重は70kgを越えて、血糖値も高めと診断されたのです。ただ、当時は持病の椎間板ヘルニアのせいで、運動対策が十分にできませんでした。そのため、自力では数値改善が出来ず、困っていたのです。そんな時に始めたのが『アカシアポリフェノール』でした。」
釣り好きで食べるのも大好きだった吉井様ですが、血糖値を指摘されて対策をしようとしたものの、腰の痛みで運動が出来ずにいたそう。他の対策で一時的に血糖値が安定したものの、日がたつごとに謎の体調不良で、深刻さが増していったとのことです。
対策を始められていかがでしたか?
「私は大学教授として、長寿の生活習慣を研究していたので、サプリメントの役割も理解していました。そこで、『アカシアポリフェノール』をとり始めました。ちょうどそのころから食生活も見直したんです。すると、努力の成果が出たのか体調面が徐々に上向いてきて、日常の動作もスッと楽にできるようになりました。それだけでなく、体重も落ちてきて、ダイエットできた気分です。おかげでお医者さんからも褒められて、今では数値への危機感もなく、見事に救い出された気持ちです。」
吉井様はなんと大学の先生をされているそうで、『老年学』という学問を長年研究されているとのこと。『アカシアポリフェノール』との出会いがきっかけで対策を見直され、血糖値も基準値内で安定するようになったそうです。さらに、体も軽く感じられるようになったとのこと。ちなみに『アカシアポリフェノール』は朝昼晩ととられたそうですよ。
今の生活はいかがですか?
「体が元気になると気力もわいてくるもので、大学で再び研究をスタートし、新たな博士号の取得を目指しています。先日も岡山の学会で自分なりの考えをまとめて発表してきたんです。長年同じ事を研究してその成果を残しておくことが生きがいになっています。」
「老年学」を研究される吉井様は80代半ばになる今でも、全国各地で開かれる学会に参加し、自らの研究成果を発表しているそう。
ここからは研究を続けられている吉井様の元気の秘訣や研究の内容を伺います。
学会で発表されていると伺いましたがどんな内容ですか?
「なかなか答えの出ない老年学ですが、発表してきたお題は『孤立、孤独を解消するためにはどうしたら良いのか?』という問いに対するものです。夫婦で元気に生きるためには、何をするかを毎回じゃんけんして決めるといったアイデアが必要で、常にお互いの関係を良好に保つことができ、気持ちも明るくなれます。参加者からも面白いアイデアだと言われました。一人暮らしの方はじゃんけんできないので、日ごろから友達とのお付き合いを大切にすることが重要です。」
孤立や孤独をなくすためには、夫婦で元気に過ごすことが重要と吉井様。ささやかなことでもじゃんけんなどのゲームで決めて、2人でどんなことも楽しくしようとする工夫が寂しさをなくす工夫だそうです。お話を伺いながら、これってご年配の方だけでなく、パートナーや友人と良好に過ごすために重要なことなのかもしれないなと学ばせていただきました。
他者との関係を保つことが重要ということですか?
「そう。人類は120歳まで生きることができると生命科学の世界では言われていますが、なかなかそうはいきませんよね。だいたい81歳を超えるとガクッとくるものです。私もちょうどそのころ腰を痛めてしまいました。それを乗り越えると90歳まで生きることができるんですけど、なかなか100歳まで生きることは難しいです。私も母をずっと観察してきましたが、95歳で急に老けて、102歳で亡くなりました。」
吉井様の考えのもとにはお母様の実体験がありました。年を取ると外出する機会が減ったり、顔なじみが少なくなったりと他の人と関わることが減ります。そして80歳の壁、90歳の壁、100歳の壁とそれぞれ乗り越えるのが大変になっていくとのことです。
平均寿命が延びてきていますが幸せには繋がらないのですか?
「老年学でも長く生きれば幸せかというとそうではなく、重要なのは『成功体験:サクセスライフ』と言われています。言い換えると『生きがい』ということになると私は考えています。生きがいとは何か?というとまずは仲間・友達がいること、次に人から評価をされること、最後に継続性の3つが大切だと思います。」
吉井様が学会に参加されるのも『サクセスライフ』が目的だそう。ある大先輩の先生が、今でも研究をされているため、その先生に会いたいからだとか。さらに研究をされるのも成果を残して評価されることと継続することが重要だと考えられているからなんだそうです。
生きがいって大切ですよね。
「そうなんです。そうやって年を取ることを『サクセスエイジング、生涯現役』と言っています。サクセスを成功というと多くの人は成功したと実感されていないので、『現役』と訳しています。長年やり続けることをもつこと、それと仲間の中にいる時間を持つことで生涯現役。それが健康で元気な老年を過ごすための秘訣だと思います。」
『サクセスエイジング』について話してくださった吉井様。継続の大切さや人とのつながりなど話してくださり、今後の生き方について学ばせていただきました。
まとめ
今回は大学教授の吉井様に弊社商品のお話や元気の秘訣、大学のお話を伺ってきました。取材の中で、良い年の取り方を教えていただき、今やっていることを継続することや仲間や友達の時間の大切さについて学びました。特に『サクセスエイジング』の考え方を知ったときは、自分の親にもぜひ話そうと思いました。また、『老年学』という学問は知らなかったのでとても勉強になり、今度はもっと長い時間お話をしていたいと思った訪問でした。