アカシアポリフェノールに副作用はあるの?

体調不良

薬で副作用の経験がある方は、新しいサプリなどを摂る時には何かと気になるかと思います。アカシアポリフェノールは薬ではないかもしれないけれど、やっぱり副作用が気になる・・という方も少なくないかもしれません。

そこで、アカシアポリフェノールには副作用はないのか、どのような成分が含まれているのか、アレルギー原料の問題はないか、詳しくご紹介をしていきます。

1.アカシアポリフェノールに副作用はない

アカシアポリフェノールには副作用はなく、またアカシアポリフェノールを配合した商品「アカポリ」についても、健康上で問題となる報告はされていません。

1-1.アカシアポリフェノールは植物由来の成分

アカシアポリフェノールは植物由来のポリフェノールで、学術的には「アカシア樹皮由来プロアントシアニジン」といいます。アカシアの木の樹皮から取れるこの成分は、人工物ではなく自然界に元々存在するもの。そのため、体に優しい成分になっています。

1-2.摂取目安の7.5倍量で安全性試験

アカシアポリフェノールを増量して飲んだ場合、成分が体にどのような影響を与えるのかを調べました。試験は健常成人男性を対象に、アカシアポリフェノールを1日の目安量の7.5倍量を4週間継続して摂取しました。1日のアカシアポリフェノールの摂取目安量は163mgですので、7.5倍量では1225mg。この量は1日45粒にも相当します。

その量を継続して摂取しても、被験者の身体への異常は認められませんでした。通常の安全性試験では5倍量の成分摂取を基準とすれば問題ない、と認められています。ですが、さらに多い7.5倍量で試験を実施することで、より高い安全性を確認しています。

1-3.薬との相性で問題のある報告はされていない

2007年の発売以降およそ10万人に対してのべ150万食以上の販売実績があります。長期間、多くの方にお飲みいただいていますが、その間、摂取に起因したと考えられる問題は確認されていません。

2.「アカポリ」はアレルギー原料不使用

一般的な食品でもアレルギー反応が起こってしまう方もいるので、原料が気になる方も少なくありませんが、アカシアポリフェノールを配合した「アカポリ」にはそういったアレルギーとなる原料は一切使用していません。

消費者庁では「アレルギー症状を引き起こすことが明らかである食品」として全27品目の原材料を指定しています。特に発症者数や症状の重症度が高い食品7品目を「特定原材料」、20品目を「特定原材料に準ずるもの」として、可能な限り表示するよう推奨されています。

アカポリはこれら表示対象にある27品目のいずれも含んでおりませんので、基本的にはアレルギー症状を引き起こすことはありません。

表示の義務があるもの
(特定原材料7品目)

卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに

表示が推奨されているもの
(特定原材料に準ずるもの20品目)

いくら、キウイフルーツ、くるみ、大豆、カシューナッツ、バナナ、やまいも、もも、りんご、さば、ごま、さけ、いか、鶏肉、ゼラチン、豚肉、オレンジ、牛肉、あわび、まつたけ
義務ではないため、含まれていても表示されないことがあります。

参照:アレルギー表示に関する情報/消費者庁

3.アカポリの原材料について

薬を飲まれている方やお体の状況によっては、上記の27品目のアレルギー原材料以外にお医者様から特定の原料や成分摂取を制限される場合があります。下記に原材料表示および栄養成分表示を記載いたしますので、気になる成分がある際にはご確認ください。

3-1.全原材料

下記はアカポリに含まれている全原材料です。

アカシア樹皮抽出物、ビタミンE含有植物油/デキストリン、還元麦芽糖、セルロース、ビタミンC、ステアリン酸カルシウム、パントテン酸カルシウム、加工デンプン、ナイアシン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、シェラック、ビタミンA、葉酸、ビタミンB12、ビタミンD

これらを大きく分けると、アカシア樹皮抽出物、ビタミン類、その他原材料にの3つに分ける事ができます。

3-2.アカシア樹皮抽出物

アカシアポリフェノールを含有する原材料です。1000を超えるアカシアの種(正式名称はマメ科ネムノキ亜科アカシア属)の中で、厳選された一種から抽出されているのがアカシア樹皮抽出物です。

3-3.ビタミン類

アカポリにはマルチビタミンと同量の1日に必要な11種類のビタミンが入っています。そのため、注意したいのがビタミンAです。過剰摂取すると良くないと言われているので、マルチビタミンを飲んでいる方は、なるべくどちらか一方にしましょう。

3-4.その他の原材料

シェラック

サプリメントに多く含まれる他、ガムやチョコレートなどにも使用されています。

デキストリン

デキストリンは微かに甘い物質で、菓子類やソース、タレなど様々なものに使用されています。

還元麦芽糖

ガムやチョコレート、アイスクリームなどに使用されています。

セルロース

不溶性食物繊維の一種で、チーズなどの乳製品に多く含まれています。

ステアリン酸カルシウム

すべての粒のサプリメントに含まれる成分です。

パントテン酸カルシウム

ビタミンB群に含まれる物質で、以前はビタミンB5とも呼ばれていました。

加工デンプン

生菓子、ドレッシング、ジャムなどに使用されています。

4.薬との飲み合わせ

アカシアのアカポリには基本的に副作用はありません。実際に臨床試験を行い、その安全性を確保しています。

4-1.食品の分類のため基本的に問題はない

アカポリは医薬品ではなく食品です。アカシアポリフェノールと薬との相互作用については1件も報告されていませんので、お薬との飲み合わせについては問題はないと考えられます。

4-2.気になる場合には時間を空ける、専門家に相談

ただし、どうしても不安な場合は、アカポリと薬を食前と食後に分けて飲んだり、飲む間隔を1時間以上空けるなど時間をずらして飲むようにしてください。それでも飲み合わせに不安が残る方はかかりつけの医師や薬剤師などに相談することをお勧めします。

5.まとめ

アカシアポリフェノールは基本的に副作用はないとご説明してきました。ですが、それでもやはり気になる、という方は1週間程度1日1~2粒程度でまずはお試しください。そこで体調に変化がなければ6粒目安で飲んでいただくことをお勧めいたします。