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コーヒーの糖質量はどれくらい?知っておくべきコーヒーの「活用法」

コーヒーの糖質量はどれくらい?知っておくべきコーヒーの「活用法」

糖質を気にしている方はなるべく我慢せず効率的に制限を行いたいものですね。そんな中で「糖質制限にコーヒーは良いと聞いたけど実際はどうなの?」「毎日飲んでいるコーヒーの糖質はどれくらいだろう?」といったコーヒーと糖質に関わる疑問もあるかもしれません。

 疑問を解消するため、まずこの記事ではコーヒーの種類毎の糖質量をご紹介します。また、コーヒーが糖質制限やダイエットに役立つ理由、コーヒーの選び方やコーヒーを飲む時に知っておきたい情報などを、信頼あるソースを元にご紹介していきたいと思います。

 1.コーヒーの糖質量

まずは最も知っておきたいコーヒーの糖質量を見ていきましょう。コーヒーと一口に言っても、コンビニのコーヒー、インスタントコーヒー、ペットボトルのコーヒー、また、微糖や加糖タイプなど様々ですので、その種類毎にチェックしていきます。また、実際に販売されている商品についても例をご紹介していきます。

 1-1. コーヒーの種類別の糖質量

種類タイプサイズ・量糖質量カロリー
レギュラーコーヒーブラック100ml中0.7g5kcal未満
ホットコーヒー(セブンカフェ)ブラック100ml中0.7g5kcal未満
インスタントコーヒーブラック100ml中1.1g6kcal
缶コーヒーブラック100ml中0~1.0g5kcal
微糖100ml中0.6~4.820~55kcal
加糖100ml中10~28g63~165kcal

ブラックであれば、「レギュラーコーヒー」「インスタントコーヒー」「コンビニのホットコーヒー」「缶コーヒー」にそれほど違いはなく、糖質量は100g中1g前後です。「缶コーヒーの微糖・加糖タイプ」では砂糖の糖質量が加わっているので、総糖質量も大きく増加します。 また、サイズは100ml中で示していますので、実際にコーヒーに含まれている量を確認する時には内容量をチェックします。缶コーヒーであれば内容量は190mlなので、ブラックの糖質量は

1.9(100mlの1.9倍)×1.0g=1.9mg(1缶当たりの糖質量)

となり、最大1.9mgの糖質が含まれていることになります。

 

 レギュラーコーヒー

参考:ゴールドスペシャル スペシャルブレンド/ UCC

 焙煎したコーヒー豆、またはコーヒー豆を挽いた粉がレギュラーコーヒーです。コーヒーとして飲むためには、粉にお湯をかけてろ過したり、粉をお湯に浸したりしてコーヒーの成分を抽出する必要があります。

 

ホットコーヒー

参考:7カフェ ホットコーヒーR/セブンカフェ

 

インスタントコーヒー

参考:ゴールドブレンド/ネスカフェ

 インスタントコーヒーはレギュラーコーヒーから抽出してできたコーヒーを乾燥させ、粉末にしたもの。作り方にはフリーズドライ製法とスプレードライ製法とがあり、前者は風味や香りに優れ、後者は冷たい水や牛乳にも溶けやすいという特徴があります。

 缶コーヒー

参考:劇的微糖/伊藤園

自動販売機で手軽に購入できる缶コーヒー。ブラック、微糖、加糖タイプがあります。上の写真は糖質は気になるけれど、甘みが欲しいという方に向けて作られた伊藤園の「劇的微糖」です。

 1-2.コーヒーのおともの糖質量

種類サイズ・量糖質量カロリー
コーヒーフレッシュ1個(5ml)0.2g11.0kcal
牛乳20ml1.0g13.4kcal
クリープ(スプーン1杯)3g1.8g15.0kcal
マリーム(スプーン1杯)3g1.8g16.0kcal
砂糖(スティック)1本(5g)3.0g11.7kcal
砂糖(角砂糖)4g4.0g15.4kcal

コーヒーのブラックが苦手な方は味を変えるために、ミルクや砂糖を入れると思いますが、その糖質量もチェックが必要です。ここでは一般的にコーヒーに入れるものを「実際に入れる量」で記載していますが、中でもスティックや角砂糖などの砂糖を入れる方は、小さく見えても意外とたくさんとってしまいがちなので、チェックしておきましょう。

 2.コーヒーが糖質制限に役立つ3つの理由

はじめにコーヒーの具体的な糖質量を見ていきましたが、ブラックであればどの種類でも非常に低糖質なので糖質制限上問題ありません。また、コーヒーにはさらに糖質制限に役立つ3つの効果を持ち合わせているのです。

2-1.コーヒーに含まれる糖質は「吸収されにくい糖」

商品パッケージの裏に記載がある、原材料表示には糖質量が記載されている事がありますが、一口に糖質といっても実は様々な種類があるので、その「吸収されやすさ」に違いがあります。砂糖などの「吸収されやすい糖」に比べ、コーヒーの糖質は「吸収されにくい糖」。つまり、コーヒーの糖質量1gはほぼ気にするほどの量ではない上に「吸収されにくい糖」なので、糖質制限中に飲んでも全く問題になりません。

 参考:学術発表/UCC

2-2. 糖質制限に役立つ成分「カフェイン」

コーヒーにはカフェインが含まれていることは、多くの方がご存知なのではないでしょうか。お茶などにも100g中20mgのカフェインが含まれていますが、コーヒーはその3倍、60mgもの量が含まれています。実はこのカフェインが糖質制限を助ける働きを持っています。

 突然ですが、ご自身の血糖値はご存知でしょうか?知らない方も多いと思いますが、実は糖質制限と血糖値は深い結びつきがあります。血糖値が上がると体の中で「太るホルモン」と言われるインスリンが出ます。そのため、インスリンが出ないよう、血糖値を上げないことが大切になります。このメカニズムを使った方法が糖質制限というわけなんですね。

 カフェインに話を戻すと、ネスレ日本が行った「カフェイン摂取の可否による血糖値への影響」を調べた臨床試験では、次のような結論が示されています。

“コーヒーの飲用は食後血糖値の上昇を抑える効果がある”

 つまり、カフェインの摂取によって血糖値が下がれば、「太るホルモン」が出にくくなり、糖質制限をする目的をサポートしてくれるわけです。

 参考:コーヒーと健康/ネスレ日本 

2-3. エネルギー代謝をアップさせる「クロロゲン酸」

ワインポリフェノール、緑茶ポリフェノールなど、ポリフェノールが体に良いという事は知られていますが、コーヒーにも褐色や苦味、香りのもとになる「クロロゲン酸」というポリフェノールが含まれています。このクロロゲン酸にエネルギー代謝を上げる作用があることが臨床試験で示されています。エネルギー代謝が上がれば、脂肪も減りやすくなります。

 参考:多層的オミクスを活用したクロロゲン酸の抗糖尿病・抗肥満作用の研究

 3.糖質制限に最適なコーヒーの飲み方

ではコーヒーが糖質制限に良いことが分かったところで、コーヒーのメリットを最大限に生かすためコーヒーのベストな飲み方を知っておきましょう。

 3-1.コーヒーはブラックで

糖質制限でコーヒーを飲むなら、できる限りブラックで飲むようにしましょう。理由はもちろん低糖質だからですね。すでに飲んでいる方は問題ありませんが、苦手という方もチャレンジしてみてください。というのも「今はブラックが飲める」という方のうち、90%の方が「初めは飲めなかった」と答えています。下記サイトではその結果と対処法が載っていますので、参考にしてみてくださいね。

 参考:ブラックコーヒーが飲めない・苦手な人必見!克服方法や工夫などを聞いてみた/COFFEE STYLE UCC 

3-2.どうしても甘味が欲しいなら「ラカントS」

甘くしないとどうしてもコーヒーが飲めない、という方は砂糖の代用ではなく「ラカントS」を飲むようにしましょう。ラカントSの主原料である「羅漢果」は人口甘味料を含まない、天然の素材だけで作られた甘味料。さらにこの甘味料に含まれる糖質は、血中に入った後、そのまま尿として排出される特徴があるので、カフェインの糖と同じく「吸収されにくい糖」なのです。砂糖に近い甘味を持っているので、同じ満足度を得やすくなります。

3-3.飲むタイミングは「食事と一緒に」がベスト

コーヒーを飲むタイミングは、休憩中や食後に、という方が多いのではないでしょうか。ですが、コーヒーの効果を最大限に生かすのであれば、ベストなタイミングは「食事と一緒に」ということになります。コーヒーには「食事の糖質を吸収させない」といった働きがあるからなんですね。といっても食事を楽しみにくくなるので、食後できるだけすぐにコーヒーを飲む、というだけでもOKです。

3-4.1日3杯まで

コーヒーの飲む量の目安としては1日3杯までとしましょう。厚生労働省ではコーヒーによるカフェイン摂取の目安量に対し明確な回答を出していませんが、世界各国の例を示しています。健康な成人であれば、カナダ保健局の400 mg(コーヒーをマグカップで約3杯)まで、妊娠した女性に対しては、英国食品基準庁の200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)が参考になります。

 参考:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A/厚生労働省 

3-5.起床後1時間、就寝前4時間の間は飲まない

カフェインは覚醒作用があるので、リラックス効果のある副交感神経が働いている夕方以降、特に就寝4時間の間はお勧めできません。また、起床後1時間の間も控えるべき時間帯です。起床後は体内でコルチゾールというホルモンが分泌されますが、これにはカフェインと同じ覚醒作用があります。ですが、カフェインはコルチゾールの覚醒作用を相殺してしまうので、コルチゾールの値が高い起床後1時間はカフェイン摂取は避けるべきなのです。

3-6.胃が空っぽの状態で飲まない

「胃が空っぽの状態でコーヒーを飲むと、食物を消化するときに使う胃酸の分泌が増えます。これが過剰になると、自然なレベルの酸の量が低下し、タンパク質の不消化を引き起こすため、腸にダメージを与えてしまいます。そのため、コーヒーを飲む前には必ず何か食べるようにしましょう。

 4.飲み方いろいろ!最新コーヒー事情

ブラックコーヒーは飽きてきた・・という方のための提案から、最新のコーヒー情報までご紹介します!

4-1.フレーバーコーヒー

フレーバーコーヒーとは、コーヒーに香料などで香りがプラスされたもののこと。フレーバーティー(紅茶)と比べると、フレーバーコーヒーは日本ではまだあまり浸透していませんが、ネット通販などでは色々な種類のものを購入できるようになってきています。チョコレート、ナッツ、バニラなど普通のコーヒーとはまた違った香りを楽しむことができるので、コーヒーブレイクに変化をつけたいときや、甘い香りの飲み物がほしいときにおすすめです。ただし、糖質が多いものありますので、ノンシュガータイプを選んでくださいね。

4-2.緑茶コーヒー

緑茶コーヒーとは簡単に言えば、緑茶とコーヒーを1:1で割ったもの。緑茶を混ぜることで3つのメリットがあります。1つ目はコーヒーと緑茶が持つ成分の効果により、脂肪燃焼効果が高まります。2つ目は覚醒効果を和らげてくれます。お茶を入れることで1杯当たりのカフェイン量が減り、さらにお茶の成分テアニンがリラックス効果をもたらしてくれます。3点目は味がマイルドになる事。ブラックが苦手という方にはピッタリですね。

4-3.バターコーヒー

バターコーヒーとは、コーヒーにバターとMCTオイルを入れて作る飲み物のことです。アメリカではダイエットと健康に貢献するとして大流行しました。日本でも多くの方がダイエットに取り入れていて、ただ痩せるだけでなく集中力の増加やパフォーマンスの上昇などの効果も期待できるとされ、日本でもバターコーヒーのほか、完全無欠コーヒーとも呼ばれて注目を集めています。バターは100g中の糖質量が0.2gしかないので、糖質制限の面でも優秀です。

4-4.チャコールコーヒー

チャコールコーヒー(別名:Cコーヒー)の「チャコール」とは『炭』という意味。 体内で「炭」は表面の目に見えない無数の穴に脂質を吸収する働きがあり、そのまま体外に排泄するとされています。 見た目が真っ黒なのでインパクトがありますが、味や臭いは無臭なので通常のコーヒーと同じように楽しめます。        

4-5.ダルゴナコーヒー

世界的に大人気になったダルゴナコーヒー。ダルゴナコーヒーは、ミルクの上にコーヒーホイップがのったラテのこと。しっかり混ぜればカフェオレのようにさらっと飲め、あまり混ぜずに飲むことでミルク部分とコーヒーホイップ部分の二層に出来上がったダルゴナコーヒーを楽しむこともできます。こちらは砂糖を使ったコーヒーなので、糖質制限には向かず、ご紹介のみしてみました。

5.糖質オフ・糖質ゼロ・糖類ゼロの違い

コーヒーの中でも、缶コーヒーを飲まれる方は知っておきたいのが糖関連の表示の違いです。缶の表面に糖質ゼロや糖類ゼロの表示があるものが多いので、上記の見方をチェックしておきましょう。「食品表示基準」では、栄養成分ごとに0gと表示して良いとする量が決められていて、糖質は100gあたり0.5g未満であれば『糖質ゼロ』と言うことができます。

 また、糖質が100gあたり5g未満であれば『低糖質』と表示可能で、『糖質オフ』は比較するほかの食品より100gあたり5g以上少ない場合に表現することができます。糖質ゼロや糖質オフだからと言って安心して多量に食べたり飲んだりしていると、結果糖質をたくさん取り入れてしまうことになるので気を付けましょう。

6.カフェインの過剰摂取による体への影響は?

先ほどコーヒーは1日マグカップ3杯までとお伝えしましたが、それ以上飲んでいるという方も少なくないかもしれません。そのような方は依存症のように、飲まずにはいられない習慣がついてしまっています。

ここで問題となるのがカフェインの過剰摂取です。農林水産省では過剰摂取について、次のように示しています。

 “カフェインは、神経を鎮静させる作用を持つアデノシンという物質と化学構造が似ており、アデノシンが本来結合する場所(アデノシン受容体)にとりついてアデノシンの働きを阻害することにより神経を興奮させます。コーヒーは、適切に摂取すれば、がんを抑えるなど、死亡リスクが減少する効果があるという科学的データも知られていますが、カフェインを過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。消化器管の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。

 長期的な作用としては、人によってはカフェインの摂取によって高血圧リスクが高くなる可能性があること、妊婦が高濃度のカフェインを摂取した場合に、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています。”

引用:カフェインの過剰摂取について/農林水産省

このように、身体へ影響がはっきりと明言されています。ですが、こちらはあくまで過剰摂取をした場合について言及されているものですので、適切な量であればかえって体に良い影響をもたらしてくれるものなのです。

7.まとめ

今回はコーヒーの糖質についてご紹介していきました。コーヒーは非常に低糖質で、コーヒーに含まれるカフェインが持つ「血糖値を下げる効果」から、糖質制限にピッタリの飲み物と言えそうですね!ポイントとしては「ブラックで飲むこと」でした。すでにブラックを飲んでいる人は飲む量に気をつけながら糖質制限に役立ててみてください。また、ブラックではちょっと・・という方は、砂糖以外の方法で味を変えながら、コーヒーを糖質制限に役立ててくださいね